
まずは自分でコストを計算してみる
機能の話をする前に、私が最もよく聞かれる質問は単純に「どちらが安いか」です。答えはあなたの件数と、AIが実際にどれだけ解決できるかによって変わるので、文章の代わりに計算機を用意しました。実際の数字を入力してみてください。
月間の件数と解決率を入力すると、どちらが安いかが表示され、eeselが有利な場合はバナーが緑色に変わります。
解決率を低く設定すると、Gorgiasのほうが有利になったはずです。それは事実であり、隠すより見せるほうがいいと思っています。ただ、お金を払う価値のあるAIエージェントを運用しているチームのほとんどは、対応した件数の半分以上をクローズしており、その水準になると解決課金制が効いてくるのです。詳しくは以下で説明します。
一目でわかる eesel vs Gorgias AI
詳細に入る前に、比較全体を1つの表にまとめました。
| 比較項目 | eesel | Gorgias AI |
|---|---|---|
| 概要 | 既存のヘルプデスクに重ねて使えるAIチームメイト | AI Agentを内蔵したShopifyネイティブのヘルプデスク |
| 向いているチーム | あらゆるヘルプデスクで、コントロール性と予測可能なコストを求めるチーム | 会話内でのリアルタイムな注文操作が必要なShopifyブランド |
| 対応ヘルプデスク | Zendesk、Freshdesk、Front、HubSpot、Gorgias、他100以上の連携 | Gorgias自体がヘルプデスク |
| 過去のチケットで学習 | できる、初日から解決済みチケット履歴を活用 | 10億件超のECの会話で事前学習済み |
| 本番前のシミュレーション | できる、過去のチケットに対してトピック別カバレッジ付きで実行 | 提供なし |
| AI料金の単位 | 対応チケット1件につき定額0.40ドル | 解決済み会話1件につき0.90〜1.00ドル |
| 二重課金 | なし、チケット1件につき1回の課金 | 各AI解決が課金対象チケットとしてもカウントされる |
| 人間が対応したチケット | 課金対象外 | 課金対象チケットとしてカウント |
| 無料トライアル | 50ドル分の無料利用、カード登録不要 | 7日間のトライアル、カード登録不要 |
| Shopifyの注文操作 | Shopify連携経由 | ネイティブ対応、業界最深クラス |
| G2評価 | 該当なし(新しいため) | 4.6 / 5、560件以上のレビュー |
ここから詳細に入ります。
Gorgias AIとは何か、その強み
Gorgiasは、オンライン小売向けに作られたEC特化のヘルプデスクで、中核には強力なネイティブShopify連携があります。メール、チャット、SMS、WhatsApp、Instagram、Facebook、TikTokを1つの受信箱に統合し、さらに10億件超のEC会話で事前学習されたAI Agentを組み合わせています。GorgiasはShopifyブランドの40%の顧客対応を支え、17,000以上のストアにサービスを提供していると謳っており、「解決だけでなく売上を伸ばす」という訴求を強く打ち出しています。
Gorgiasがほぼ他に類を見ない形でやってのけているのは、AIがチケット内で実際に作業をこなすという点です。注文を確認し、キャンセルを処理し、サブスクリプションを編集し、割引を発行し、しかもその判断の根拠を示しながら、すべてShopifyのコンテキストをその場で参照して行います。この注文管理フローこそが本当の強みです。

コミュニティの声もこれを裏付けています。GorgiasとZendeskを比較検討する長いr/CRMスレッドで、EC歴10年のある運営者が、どのベンダーページよりも的確に判断基準をまとめていました。
"I've been around ecommerce for 10+ years and this is honestly how I'd choose: 40%+ tickets need Shopify actions, I'd lean Gorgias. Mostly conversational support, Zendesk is fine."
u/cavalry18, r/CRM
レビュアーの評価も大規模に見て同様の傾向です。GorgiasはG2の560件以上のレビューで4.6/5を獲得しており、使いやすさとShopify連携が最も評価されているポイントです。
**弱点:**同じスレッドで繰り返し挙がる不満が2つあります。件数が増えるにつれて料金が急速に膨らむこと、そしてAIを本番投入する前に試運転する方法がないことです。設定して、オンにして、本番でどう動くかはそこで初めてわかります。サブスクリプションを自分でキャンセルしたり割引を発行したりできるツールにとって、その「本番で初めてわかる」というステップは、私が不安に感じる部分です。
**私の見解:**チケットの40%以上がリアルタイムなShopify操作を必要とし、1つのコマースプラットフォームの中で完結することに抵抗がないなら、Gorgias AIは優れた選択肢であり、私も止めません。摩擦が生じ始めるのは、件数が拡大したときや、AIに何をどこまで許可するかをもっと細かくコントロールしたくなったときです。
eeselとは何か、その強み
最初に立場を明かしておきます。私はeeselで働いています。それでも公平に比較できると言える理由は、私たちが何年もかけてAIエージェントを実際のサポートキューに投入し、Smavaの月10万件超のドイツ語チケットのような導入事例を積み重ねてきたからです。そしてその過程で、自信満々に見えるボットがひっそりと間違った回答をする場面も何度も見てきました。その傷跡こそが、eeselが今のような設計になっている理由です。
eeselは、すでに使っているヘルプデスク(Zendesk、Freshdesk、Front、HubSpot、あるいはGorgias)に接続するAIチームメイトで、解決済みチケットの履歴、ヘルプドキュメント、過去の会話から初日から学習します。返信の下書き作成、振り分け、エスカレーション、アクションの実行を行い、どこまでの権限を与えるかはあなたが決めます。
Gorgiasにないもので、私ならこれなしにAIエージェントを本番投入することは絶対にない、という要素があります。それがシミュレーションモードです。実際の顧客に触れる前に、過去数千件のチケットに対してAIを実行できます。AIがどう返信していたか、トピック別のカバレッジ、どこにギャップがあるかが正確にわかります。ギャップを埋めて再実行し、そこで初めて、自分が選んだ範囲だけを、自分が安心できる自律度に設定して本番投入します。

その違いを1枚の画像で表すなら、Gorgiasは本番環境でAIを信頼することを求め、eeselは自分自身の履歴でまず証明させてくれる、ということです。Shopifyに関しては、eeselもShopifyと連携しているため、注文の照会や操作は選択肢に入りますが、Gorgiasのワンクリックインストールほどネイティブに組み込まれているわけではありません。
**弱点:**eeselはヘルプデスクではありません。まだヘルプデスクを持っておらず、Shopifyファーストのブランドをゼロから立ち上げるところなら、Gorgiasなら受信箱とAIを1回の購入でまとめて手に入れられます。eeselは、チケットの置き場所がすでにあることを前提としています。また、eeselのShopify操作は実際に機能はするものの、最初からShopify中心に作られたプラットフォームほど深くは組み込まれていません。
**私の見解:**コントロール性と予測可能なコストが欲しいとき、Shopify以外のヘルプデスクを使っているとき、あるいは解決課金制に作り替えることなくGorgiasにAIを追加したいときは、eeselのほうが良い選択です。
料金を正面から比較する
この部分で両者は最も大きく分かれるため、じっくり見る価値があります。表示価格だけでは実際のコストが見えてこないからです。

Gorgiasはヘルプデスク部分にチケットベースのプランを採用しており、その上にAI Agentが従量課金のアドオンとして乗ります。以下がGorgiasのプランです。
| プラン | 月額(最低) | 含まれるチケット数 | 含まれるAI解決数 |
|---|---|---|---|
| Starter | $10 | 50 | 0 |
| Basic | $50 | 300 | 60 |
| Pro | $300 | 2,000 | 600 |
| Advanced | $750 | 5,000 | 2,500 |
| Enterprise | 要問い合わせ | 5,000+ | 要問い合わせ |
それに加えて、AI Agentは解決済み会話1件につき0.90ドル(年間契約)または1.00ドル(月間契約)で、ここが重要なポイントですが、AI Agentのやり取りは課金対象のヘルプデスクチケットとしてもカウントされます。つまり1件の自動応答が、解決分として1回、チケット上限分として1回と、請求に二重にヒットすることがあります。超過分のAIインタラクションは1件1.50ドルで課金されます。
eeselの料金体系は、意図的に正反対の考え方を採用しています。単位は1つ、課金も1回だけです。
| 項目 | 価格 | 補足 |
|---|---|---|
| 無料トライアル | 0ドル | 50ドル分の利用枠、全機能利用可、カード登録不要 |
| チケット/チャット単位 | 0.40ドル | 1会話 = 1タスク、メッセージ数は無制限 |
| 人間が対応したチケット | 0ドル | チームが対応した分には一切課金しない |
| プラットフォーム/シート費用 | 0ドル | 最低利用料なし、エージェント単位の費用なし |
| 年間契約 | 25%オフ | 月額300ドル以上のコミットで適用 |
私たちが意図的に、顧客がすでに慣れ親しんでいる単位(チケットとチャット)で課金しているのは、解決課金制やインタラクション課金制が、導入を妨げるような一喜一憂の不安を生み出すからです。この確信の背景には実際にあった出来事があります。以前、月に約1,000件のチケット(うち22%はAIが自動クローズしたスパム)をこなすあるブランドについてコスト分析をしたことがあります。解決課金制の場合、通常月の請求額はおよそ792ドルでした。ブラックフライデーで件数が4,000件に急増すると、それが約3,168ドルまで膨らみました。定額のチケット課金制なら、11月の請求額も3月と変わらない見た目のままです。解決課金制は、あなたが本当に望んでいる2つのこと、つまり解決率の向上と繁忙期を、ひそかに罰する仕組みなのです。
価格を見た瞬間の衝撃をリアルタイムで目にしたこともあります。Gorgiasを使っているあるアメリカの水着ブランドは、私たちのエージェントで12件のテストチャットを成功させ、その回答を気に入っていましたが、料金ページにたどり着いた瞬間に2件のキャンセルリクエストを出しました。プロダクト自体はうまく機能していた。納得できなかったのは料金モデルのほうでした。その反応こそ、私たちが定額料金を設計した理由そのものです。
コントロールの問題
料金の話は置いておくとして、最も本質的な違いは、AIが顧客と話す前にどこまで信頼できるかという点です。そしてこれこそが、購入検討者から最もよく聞く懸念点です。
Gorgiasはガードレールやトーン設定、ハンドオーバー制御を提供しており、これらは優れています。ただし、AIが直近の数千件のチケットをどう処理していたかを、実際に次のチケットを処理する前に確認する方法は提供されていません。あるCXリーダーは、この不安を私が今でもよく思い出す一文で言い表していました。
AIが100%の質問に答えられるようになることは決してありません。自分が自信を持って対応できるチケットだけを処理し、それ以外はすべて人間に任せてくれるAIが必要なのです。
あるDTCサプリメントブランドのCXリーダー、eeselの顧客調査より
これがまさに、eeselの設計思想を1つの言葉に凝縮したものです。シミュレーションは事前に信頼度の全体像を見せてくれ、信頼度ベースのルーティングは、AIが自信を持っているチケットだけを処理させ、残りは静かに人間へ回します。自律度を広げるのは、数字がそれを裏付けたときであって、根拠のない賭けによってではありません。
では、どちらを選ぶべきか?

実際に選ぶとしたら、こう考えます。
- **Gorgias AIを選ぶべきなのは、**Shopifyファーストのブランドで、チケットの40%以上がリアルタイムな注文操作を必要とし、まだヘルプデスクを持っておらず、受信箱とAIを1回の購入でまとめて手に入れたい場合です。Shopifyネイティブの深さこそが本当の強みです。そのタイプに当てはまるなら、Gorgias ECヘルプデスクやGorgias vs Tidioも読んでみてください。
- **eeselを選ぶべきなのは、**本番投入前に自分自身の履歴でAIを証明したい場合、定額で予測可能な請求額が欲しい場合、Zendesk、Freshdesk、Frontを使っている場合、あるいはGorgiasはそのまま使い続けて、その上により賢く安価なAIレイヤーだけを追加したい場合です。
そして、ほとんどの「対 比較」記事が見落としている選択肢があります。どちらか一方を選ぶ必要はないということです。eeselのGorgias連携により、両方を併用できます。コマースネイティブな受信箱はGorgias、シミュレーション付きで定額の自動化はeesel、という組み合わせです。これは実際によくある構成であり、まだ全体像を把握している最中なら、Gorgias vs Kustomerの比較記事も併せて読む価値があります。
eeselを試す
Gorgias(あるいはZendesk、Freshdesk、Front)を使っていて、解決課金制の計算に思わず顔をしかめてしまうなら、eeselは、あなたのヘルプセンターと直近数千件のチケットをすでに知り尽くした新入社員のようにすぐ馴染みます。実際のチケット履歴に対してシミュレーションを行い、実際のパフォーマンスを正確に確認したうえで、AIが自信を持てる会話だけを本番に切り替えられます。しかもチケット1件あたり定額0.40ドルで、二重課金もシート費用もありません。50ドル分の無料トライアルはカード登録すら不要です。
Frequently asked questions
eeselはGorgias AIより安いのですか?
eeselはGorgiasと連携できますか?
Gorgias AI Agentは1解決あたりいくらかかりますか?
解決課金制とチケット課金制の違いは何ですか?
Shopifyストアには、GorgiasとeeselのどちらがAI向きですか?

Article by
Kurnia Kharisma Agung Samiadjie
Kurnia is a software engineer and writer at eesel AI with two years of SEO experience, writing about AI tools, helpdesk software, and customer support. He pairs a developer's understanding of how these products are built with search-driven research into what actually ranks and resonates with the people searching for them.








