
要約
Gladlyの料金は規模によって全く異なる2つの形態があり、公開されているのはそのうちの1つだけです。Shopify App Storeの中小企業向けプランは使用量ベースで、30日間の無料トライアルの後、AIで解決した場合は1件$1.50、AIがアシストした場合は$0.25、エージェントシートは月$120という料金体系で、支出上限は自分で設定します。エンタープライズプラットフォーム(「Hero」「Superhero」パッケージ)はデモゲートの奥に隠されており、サードパーティの調査では1シートあたり月$180〜$210程度とされています。
注意すべきは、主要な料金以外のすべてです。音声対応のAIは1分ごとに追加料金が発生し、旧来のSidekickアドオンは解決の有無に関わらず会話ごとに課金され、プラットフォームプランにはシート数の最低条件(Heroは10席、Superheroは45席)があるため、ある程度の規模にならないと不向きです。コストはGladlyのレビューでも最も多い不満点です。
私たちの見解:Gladlyは、顧客のライフタイムバリューを重視するコンシューマーブランドに向けた、ハイタッチかつ関係性重視のサポートには非常に適しています。ただし、チームが小規模な場合や、シートではなく実際に解決した件数に応じてAI料金を支払いたい場合は、eesel AIのような使用量ベースのモデル(1チケットあたり$0.40から、無料で開始可能)の方が通常は安く、コミットメント前に試すことができます。
Gladlyの料金一覧(2026年)
全体像を一箇所にまとめました。Shopifyの行はGladly公式のアプリ掲載情報から確認されています。プラットフォームの行はGladlyが公開していないため、サードパーティの比較情報からの引用です。見積もりではなく参考値としてご活用ください。
| プラン / 項目 | 価格 | 内容 |
|---|---|---|
| Shopify「無料インストール」 | $0 | 30日間トライアル、AIインタラクション100件、シート1つ、クレジットカード不要 |
| Shopify「Starter上限プラン」 | 月$250上限、従量制 | AI解決1件$1.50、AIアシスト1件$0.25、シート1席月$120 |
| Heroパッケージ(プラットフォーム) | 〜$180/席/月、年間契約 | 最低10席、gladly.aiには掲載なし、二次資料のみ |
| Superheroパッケージ(プラットフォーム) | 〜$210/席/月、年間契約 | 最低45席、二次資料のみ |
| Sidekick(旧AIアドオン) | 〜$0.60/会話 | 別製品として追加請求、使用量ベース |
| AI音声 | +$0.06216/分 | 通常の電話料金への追加 |
詳細に入る前に簡単に説明します。Gladlyは「チケットではなく人を中心にした」モデルで構築されたカスタマーサービスプラットフォームです。個別チケットの積み重ねではなく、お客様ごとに生涯を通じた1つの会話として扱います。AI層(Sidekickという名称)はその上に位置しています。以下のスクリーンショットはGladly独自のAI会話ビューで、各行がそのまま価格に対応するアウトカムにタグ付けされているため、課金のしくみを理解するのに最もわかりやすい表示です。

実際に支払う内訳:解決・アシスト・シート
Gladlyの料金で最も重要なのはドル金額ではなく、課金単位です。公開されているShopifyプランでは、Gladlyが同時に3つの異なる方法で課金しており、それぞれが連動していません。

それぞれの実際の意味:
- AI解決、$1.50。 AIが人間なしで会話全体を最初から最後まで対応します。Gladlyが支払いを期待しているアウトカムであり、最も高額です。
- AIアシスト、$0.25。 AIがコンテキストを収集・下書き・一部の作業を行い、その後人間に引き継ぎます。6回のアシストはおよそ1回の解決と同額になります。
- エージェントシート、$120/月。 上記のAI使用料とは別の、人間1人あたりの定額料金です。請求額はAI使用料+シート数となります。
これが重要な理由:10分間チャットしてもなお人間が必要なお客様は、$1.50の解決ではなく$0.25のアシストとして課金されます。これはある意味公平であり、旧モデルより改善されています(詳細は後述)。ただし、月間合計額は解決率によって変動するため、自社のチケット履歴でAIを動かしてみるまでは予測が難しいという点に注意が必要です。引き継ぎ自体はスムーズです。Gladlyは会話を要約してエージェントに転送理由を伝えます。価格調整依頼の例:

Shopifyプラン:Gladlyで唯一公開されている料金
Shopifyストアを運営している場合、これが営業電話なしで申し込めるGladlyのバージョンです。アプリ掲載ページはGladlyが実際の料金を公開している唯一の場所であり、小規模販売店を直接のターゲットとしています。
無料プランは本物のトライアルです。30日間$0、AIインタラクション100件、シート1つ、クレジットカード不要で、AIエージェントがチャットとメール対応に加えてShopifyの商品推薦も行います。この期間を過ぎると、「Starter上限プラン」で月間支出上限(掲載では$250)を設定して従量制で上限まで利用できます。料金は上記の$1.50/$0.25/$120です。Gladlyは2026年6月のレビュー返信で「小規模企業向けに特化したバージョンを新たにリリースした」と確認しており、これがまさにそのプランです。
このモデルで最も良い点は支出上限です。上限を設定すれば、エージェントはその範囲内で動き、予想外の請求を受けることはありません。注文状況や返品に関する問い合わせでAIをテストしたい小規模DTC企業にとっては、低リスクで始められる入口です。これから説明するエンタープライズ側と比べて透明性も高いと言えます。
エンタープライズパッケージ:Hero、Superheroと営業問い合わせの壁
ここでGladlyの料金設定が不透明になります。Gladlyの主要顧客(TUMI、Ulta、Crate & Barrel、Breeze Airways)が利用しているコアプラットフォームはShopifyアプリではありません。「Gladly Hero」プラットフォームであり、Gladlyはその料金を一切公開していません。料金ページにあるのは「デモを申し込む」というCTAのみで、料金表はありません。

サードパーティの調査から把握できる概要:
- Heroパッケージ: 1シートあたり月約$180、年間契約、最低10席。HiverとsmbguideのデータによるものA。
- Superheroパッケージ: 1シートあたり月約$210、年間契約、最低45席。Kustomerのデータによる。
正直に2点注記します。まず、情報源が完全に一致しているわけではありません。HappyFoxとKustomerはいずれも「エージェント1人あたり月$169」という数字も引用しており、一部の調査では全く異なる「Growth / Pro / Enterprise」の階層構造が掲載されています。そのため、実際に提示されるシート単価がこれらの数字と一致しない可能性があります。次に、これらは競合他社が公開した比較ページであり、情報源として最も信頼性が低いものです。各数字はデモ商談で自社にて確認することをお勧めします。確かなのは構造です。シート単価、年間契約、小規模チームを排除する最低席数という形が明確です。Superheroの最低45席という条件だけで、AIの機能を1つも追加する前から年間約$113,000の契約を結ぶことになります。
見積もりに出てこないアドオン
これがGladlyの料金で、見積もり後に驚く部分です。シート料金に積み上がるコストがいくつかあります。
- AI音声、+$0.06216/分。 SidekickのVoice対応は本物の差別化要因ですが、Gladlyの公式ドキュメントによると標準の電話料金に追加で分単位の料金がかかります。電話による音声サポートが多いチームには、積み上がりが早くなります。
- Sidekick(旧来の会話単価モデル)。 古い比較記事では、Sidekickは会話1件あたり約$0.60として、Heroとは別製品として追加請求されると引用されています。Gorgiasの競合ページでは、「解決しなくても$0.60/会話の課金」と指摘しており、デモで確認する価値のある主張です。新しいShopifyレート(解決$1.50/アシスト$0.25)は、まさにその不満に対処しようとしたGladlyの試みのように見えます。契約でどちらのモデルが使われるのか必ず確認してください。
- 導入期間。 G2のレビュアーによると、Gladlyの導入には約2ヶ月、ROIまでは約12ヶ月かかるとのことです。これは請求項目ではありませんが、数日で稼働するツールと比べると、チームの実質的なコストになります。
支払い金額の一部は、「チケットではなく人を中心にした」モデルに対するものです。AIが(注文・会話・好みをすべて1箇所に集めた)完全な顧客プロファイルから作業するため、一度きりのチケット対応とは異なります。これはとても素晴らしい体験であり、レビュアーが最も評価する点です。この関係性モデルには魅力を感じるが価格が気になるという方は、Kustomer vs Gladlyの比較で競合との違いを確認してみてください。

実例:実際のチームが支払う金額
料金プランは実際のチームに当てはめてみないと抽象的です。現実的な2つのシナリオを示します。
| シナリオ | 構成 | 概算月額 |
|---|---|---|
| 小規模Shopifyブランド | シート1つ + Shopifyプランで月〜150件のAI解決 | シート〜$120 + AI〜$225 ≈ $345(上限内) |
| 中規模小売チーム | Heroシート15席を〜$180、年間契約 | シートだけで〜$2,700/月、AI使用料と音声は別途 |
| 大規模ブランド | Superheroシート45席を〜$210 | 〜$9,450/月(≈年間$113,000)、AIアドオンは別途 |
注目すべきはShopifyプランからプラットフォームへのジャンプです。緩やかな中間段階はありません。セルフサービスの使用量ベースアプリを使うか、最低席数付きの年間エンタープライズ契約に署名するかのどちらかであり、多くの成長中のチームがこの隙間で行き詰まります。ここが、使用量ベースのAIヘルプデスクが同じ業務をまったく異なる方法で価格付けする場所でもあります。シート単価の代わりにAIが処理したチケット単価で支払うため、1,000件のチケット月はエージェントが5人でも50人でも一律$400です。
ユーザーがコストについて実際に言っていること
Gladlyのレビューは全体的に高評価(G2で1,112件のレビューから4.7/5)であり、称賛は本物です。統合された顧客ビューとチャネル対応の幅広さが多くの人に支持されています。ただし、価格については一貫した傾向があり、署名前に確認する価値があります。
「率直に言って、Gladlyはとても高価です。ユーザーあたりのコストは中規模企業にとって非常に高く、柔軟なプランが不足しています。」
G2レビュー、G2のGladly料金ページより
シート単価の固定構造が繰り返し出てくる不満点です。eコマースのヘルプデスクを比較するRedditスレッドでは、多くの実務家と同様の表現でこうまとめています。Gladlyは「顧客中心で、長期的な関係には最適だが、コストが高い。」プレミアムツールであり、選ぶ人は安いシートではなく関係性モデルに対して支払っていることを理解しています。
契約更新時のアカウント管理に関するより鋭い不満もあり、これ自体がコストといえます。
「契約期間中、アカウントマネージャーから一切連絡がなかったこと、そして担当者に連絡しようとしても適当にあしらわれ、更新を強いられたことも気に入りませんでした。」
Ashley D.、カスタマーエクスペリエンスマネージャー(アパレル・ファッション業界)、コストパフォーマンス評価1/5、Capterra
この声は同社全体への評価ではなく、Gladlyを喜んで更新する顧客も多くいます。ただし、プレミアムな年間契約全般に言えることと同じ実践的な教訓があります。契約期間・AIアドオン料金・解約条件は、署名後ではなく署名前に交渉してください。
Gladlyはその価格に見合う価値があるか?
短い答え:かなり特定のチームにとっては、はい。

Gladlyを選ぶのはこんな場合: 顧客体験で競合するコンシューマー向けまたは小売ブランドであり、チャット・電話・SMS・ソーシャルメディアで実質的なボリュームを処理していて、ライフタイムバリューモデル(お客様ごとの継続的な関係性)が事業運営の中核である場合。360度プロファイルとオムニチャネル対応は業界最高水準であり、AIが実際のアクション(注文キャンセル、返品処理、価格調整)を実行する機能は単なる振り分けボットを超えています。45席以上でこのような状況であれば、プレミアム価格は十分元が取れる可能性があります。
スキップすべき場合: 小規模チームで、無料から始めて段階的にスケールしたい場合、または主目標が低コストでチケット量を自動化することである場合。最低席数・営業問い合わせの壁・シート単価と使用量の両課金という構造はすべて同じ方向を指しています。Gladlyは、関係性モデルを望む購入者向けに構築されており、安く試したいチームのためのものではありません。そのような場合はGladlyの最適な代替ツールを確認し、製品自体の詳細についてはGladlyのAI詳細解説もご覧ください。
eeselを試してみる
Gladlyの料金で気になるのが、営業電話でしか見積もれないAIのためにシート単価を支払うことであれば、eesel AIはその逆の発想で構築されています。すでに使っているヘルプデスク(Zendesk、Freshdesk、Gorgias、Front、Help Scoutなど)に接続するAIサポートエージェントであり、1日目から過去のチケットとドキュメントから学習し、純粋に使用量ベースで課金します。処理したチケット1件あたり$0.40、シート費用なし、プラットフォーム費用なし、$50分の無料利用でクレジットカード不要で開始可能です。
強調したい差別化点はシミュレーションモードです。本番稼働前に数千件の実際の過去チケットでAIを動かし、何を解決できたかを正確に確認してから段階的に展開できます。価格を調べるためのデモゲートも、製品をテストするための年間シート最低数も不要です。小売業のお客様Gridwiseでは、eeselが最初の1ヶ月でTier-1リクエストの73%を解決し、結果は7日間のトライアル内に出ました。全料金はこちらで確認でき、いつでも開始できます。

よくある質問
Gladlyの月額料金はいくらですか?
Gladlyは料金を公開していますか?
GladlyのAI解決とAIアシストの違いは何ですか?
Gladlyは他のヘルプデスクと比べて高いですか?
GladlyはAI音声通話に追加料金を請求しますか?
Gladlyを最も安く使う方法は何ですか?
Gladlyの料金は「チケット単価」モデルと比べてどうですか?

Article by
Riellvriany Indriawan
Riell is a designer and writer at eesel AI with about two years of experience researching CX platforms, AI chatbots, and helpdesk software. She combines her design background with a sharp eye for how these tools actually look and feel in practice — making her comparisons unusually visual and user-focused.








