
Markty AIは、小規模事業者や地域密着型ビジネス向けの「AIマーケティング担当」で、AI検索での可視化、Googleレビュー管理、ソーシャル投稿、ブログ執筆を1つのサブスクリプションにまとめています。料金は3段階です。Seniorは月額45ドルから、Managerは月額200ドルから、Growthはカスタム料金の代行プランです。どのプランも実際の作業をクレジットで計測するため、表示価格は入場料にすぎません。
料金ページを読むだけでは見落としやすい点が2つあります。1つ目は、Marktyの売りそのものであるAI検索の可視化エンジンが45ドルのプランには含まれず、200ドルからだということです。2つ目は、実際に作れる量がクレジット枠(Seniorは月1,000)で上限が決まり、作業ごとのコストが記事1本の3クレジットからAIによる推奨の完全チェックの200クレジットまで幅広いことです。
私の見方では、Marktyは幅広さに対して妥当な価格ですが、新しく、2026年8月時点で独立したレビューはどこにも1件もなく、実績は未知数です。重視するのが質の高いブログコンテンツという1つの作業なら、特化型ツールはほとんどの場合、5in1のバンドルよりその作業が上手です。
Markty AIで実際に何にお金を払うのか
私はこの数年、1つの作業をうまくこなすAIを作り運用してきました。最初はAIヘルプデスクエージェント、次にこの記事を書いたAIブログライターです。だから「何でもこなす1人のAI担当」という料金ページは特定の目で読みます。固定料金はどこで終わり、メーターはどこから始まるのか。Marktyの答えは「ほぼ最初から」で、プランを選ぶ前に理解しておくべき点です。
Markty(markty.ai)は、雇う「従業員」という形でパッケージ化したAIマーケティングツールのチームを販売しています。ソーシャル担当、AIコンテンツライター、ブログとAI SEOの担当、ECコンサルタント、画像と動画のスタジオです。すべてWebアプリから、そして珍しくTelegramからも管理できます。セールスはAI検索での可視化(購入者がChatGPTやPerplexityに何を買うべきか尋ねたときに自社が表示されること)に強く寄っており、1,000社以上が利用していると主張しています。
この見せ方は料金に関わります。「5つの仕事をこなす1人の従業員」は固定給のように聞こえますが、実際には低めの基本サブスクリプションに、納品されたすべての作業が引き落とされるクレジットメーターを加えたものだからです。
Markty AI料金の早見表
3つのプランを、表示価格だけでなく、判断に実際に影響する項目とあわせて並べました。
| プラン | 価格 | 月間クレジット | ブランド / シート | AI可視化エンジン | 動画枠 | 向いている用途 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| Senior | 月額45ドルから(定額) | 1,000(スライダーで5,000まで) | 1ブランド / 1シート | 含まれない | なし | 日々のマーケティングを自動運転にしたい |
| Manager | 月額200ドルから | 1,000(スライダーで5,000まで) | 3ブランド / 3シート(最大8) | 含まれる | 月300クレジット | AIとGoogleでの可視性を伸ばしたい |
| Growth | カスタム | カスタム | カスタム | 含まれる | カスタム | 「お任せ」の代行 |
表に収まらない補足がいくつかあります。
- 期間別の価格があります。 Software Adviceでは、Seniorプランが1か月45ドル、3か月90ドル、1年264ドル(定額、いつでも解約可)と掲載されています。
- どのプランにもすべてのAI担当が含まれます。 プランの違いは、どの担当が使えるかではなく、可視化エンジン、ブランド数、動画枠、シート数です。
- クレジット枠は調整できます。 スライダーで月間の作業量を1,000から5,000クレジットまで引き上げられ、その分価格も上がります。

Marktyのクレジットの実際の仕組み
実際の請求額を決めるのはここです。プランの固定料金で買えるのはシートと枠であり、枠は成果物に使うものです。公開されている作業ごとのクレジットコストは次のとおりです。
| 作業 | クレジット |
|---|---|
| 記事1本の執筆 | 3 |
| 同じ記事を全チャネル向けに | 8 |
| 写真1枚 | 10 |
| Webサイトの診断 | 15 |
| AIの回答を1件チェック | 15 |
| Webサイト用のページ1枚 | 25 |
| ブランドボイスの追加 | 50 |
| 推奨の完全チェック | 200 |
クレジットのルールは実際かなり公平で、Marktyを評価すべき点です。
- 失敗した作業は課金されません。また、すでに進行中の作業は、残りが少なくなっても途中で止まりません。
- 未使用のクレジットは最大1,000まで繰り越され、6か月間有効です。1,000を超える分は繰り越されません。
- 従業員とのチャットは無料で、クレジットは納品された作業にのみ使われます。
- 残りが尽きる前にMarktyが通知するので、追加購入やプランの引き上げができます。
問題はルールではなく計算です。1,000クレジットのSeniorプランでは、推奨の完全チェック1回が200クレジットで、月全体の5分の1になります。しかも、そのチェックを意味あるものにするAI可視化の作業は、そもそも200ドルのプランにしかありません。つまり、最も安いプランと看板機能は重なっていません。
下の計算ツールに自分の作業量を入力して、メーターがどこまで進むか確認してください。
プランごとの詳細
Senior:月額45ドルから
エントリープランは、日々のマーケティングを自動で回したい個人オーナーや1ブランドの事業者向けで、小規模ビジネス向けAIツールを探すタイプの購入者を想定しています。1シート、1ブランド、5つすべてのAI担当に加えて、すべての連携、画像と動画の生成、SEO分析が含まれます。含まれる枠は月1,000クレジットです。
Marktyは、Seniorの目安となる成果を週3本の投稿の下書き、月4本のブログ記事、Googleでの10個のキーワード監視、1回のWebサイト診断とおおよそ説明しており、ストレージは5GBです。必要な量がその範囲に収まるなら、45ドルとして妥当な作業量で、他の手頃なSEOツールと比べても遜色ありません。
**この段階で足りないもの:**AI可視化エンジンです。AIの回答に表示されることを目的にMarktyを選んだなら、Seniorプランはその役割を果たしません。
Manager:月額200ドルから
ManagerプランにMarktyの本来の主張があります。Seniorのすべてに加えてAI可視化エンジン、別枠の300クレジットの動画枠、**3ブランドと3シート(最大8ブランドまで拡張可)**が付きます。
45ドルから200ドルへの上昇は大きいですが、Marktyが最も強く打ち出している機能の正直な価格です。目的がAI検索最適化(ChatGPT、Claude、Perplexityがあなたについて何と言っているかを確認して改善する)なら、これがそれを行うプランです。推奨の完全チェック1回は200クレジットなので、可視化の作業はクレジットを大きく消費し、それが枠の大きい上位プランにある理由の1つです。

Growth:カスタム
GrowthはMarktyの代行プランで、「We Run It」と説明されています。料金はカスタムで見積もり制のため、目安となる公開価格はありません。可視化とコンテンツの施策を自社で運用せず、最初から最後まで任せたい事業者向けの選択肢です。サービス層が加わったAI SEOの料金の相談と同じように扱い、契約前に範囲と月額のコミットメントを書面で確認してください。
表示価格が隠しているもの
公平な料金記事は、プランと細則を切り分ける必要があります。カードを出す前に購入者に知っておいてほしい点は次のとおりです。
看板機能は200ドルのアップグレードです。 料金面で最も重要な事実なので繰り返します。Marktyの存在理由であるAI可視化エンジンは、45ドルのプランには含まれません。専用のアンサーエンジン最適化ツールと比較するなら、Seniorの表示価格ではなく、Managerプランと比べてください。
動画は別メーターです。 Managerプランの300動画クレジットはメインの枠とは別で、これは気前がいい一方、Seniorプランには専用の動画予算がまったくないということでもあります。
繰り越しには上限があります。 未使用クレジットは最大1,000まで6か月間ためられます。閑散期には助かりますが、大きなキャンペーンのために1年分のクレジットをためておくことはできません。
独立した裏付けはまだありません。 これが本当のリスクです。2026年8月時点で、MarktyにはG2、Capterra、Software Advice、Trustpilotのいずれにもレビューが1件もありません。あるのはMarkty自身のサイト上の自社掲載の声だけで、多くはトルコの小規模事業者です。1つ注意したい落とし穴があります。Software Adviceの掲載ページには「5点中4.2、702件のレビュー」というTrustpilotのバッジが表示されますが、その評価はsoftwareadvice.com自体のものであり、Marktyのものではありません。Marktyのスコアとして読まないでください。
これらはMarktyが悪い買い物だという意味ではありません。早い段階の買い物だということです。早い段階の買い物は、そのリスクに見合った価格で評価すべきです。

Markty AIは価値があるか
ソーシャル、レビュー、可視化、コンテンツ、EC向け文章という5つの仕事すべてを1か所で求める小規模・地域密着型の事業者で、月間の作業量がクレジット枠に収まるなら、Marktyは妥当な価格設定です。45ドルから実用的なAIマーケティング自動化ツール一式が手に入るのは高くなく、クレジットのルール(失敗した作業は無課金、6か月の繰り越し、チャットは無料)は、私がこれまで見てきた多くの従量制モデルより購入者に優しいものです。
「AIマーケティング担当」の料金の問題は、あらゆるオールインワンと同じです。幅広さにお金を払うことになり、幅広さが、本当に重視する1つの作業の深さを意味することはめったにありません。ブログコンテンツ目的でMarktyを買ったなら、AIソーシャルメディアツールや、おそらく一度も触らないレビュー管理にもお金を払うことになります。AI可視化目的で買ったなら、200ドルの段階にいて、同程度の支出ではるかに深く対応する専門ツールと比較することになります。これはAIライティングツール全般に見られるのと同じトレードオフです。
だから、購入時の問いは「Marktyは安いか」ではありません。「どの1つの仕事が最も重要で、専門ツールのほうが同じ予算でその仕事をうまくこなすか」です。
コンテンツの仕事をより安く片づける
Marktyに本当に求めていたのが上位表示され、引用される良いブログ記事だったからここまで読んだのなら、それは1つの仕事であり、まさにeeselのAIブログライターが担う仕事です。5人の従業員がいるプラットフォームを売るのではなく、eeselのモデルは「あなたの仕事にすぐ使えるチームメイトを雇う」ことです。ブログライターはあなたのブランドボイスを学び、キーワード調査を行い、記事全体を書いて公開します。この記事を作ったのと同じ自動公開のワークフローです。バンドルではなく、その1つの仕事に対する本物の最高のAIブログライターの候補です。

料金の違いがポイントです。予測しなければならない基本料金とクレジットメーターの組み合わせではなく、実際に行った執筆作業に対して支払い、支払う前に自分のコンテンツでチームメイトを構築してシミュレーションできます。さらに、eeselはスイートではなくチームメイトを販売しているため、同じアカウントでAIヘルプデスクエージェントをサポートの窓口に置くこともできます。これは、マーケティング専用ツールが扱わない、小規模事業運営のもう半分です。無料で試せて、クレジットカードは不要です。
幅広さを求めるなら、Marktyを候補に残してください。執筆の深さが仕事なら、その1つの仕事にはeeselを試してください。