Chatbase vs My AskAI:あなたのチームに本当に合うAIサポートツールはどちらか(2026年)

Rama Adi
執筆者

Rama Adi

Katelin Teen
レビュー者

Katelin Teen

最終更新 September 22, 2026

専門家による検証済み
マゼンタの比較バナー上に並んだChatbaseとMy AskAIのロゴ

Chatbase vs My AskAI 早見表

詳細に入る前に、まず要点を確認しましょう。数字は各ベンダー自身のページに実際に掲載されている内容に限っています。

ChatbaseMy AskAI
向いている用途Webサイト/プロダクト向けチャットボット、ノーコードビルダー、代理店既存ヘルプデスク内でのチケット削減
導入モデル単独のボット(ウィジェット、API、連携)ヘルプデスクの上に重ねるレイヤー
入口の価格無料プラン、その後Hobbyは月額40ドル30日間の無料トライアル、恒久的な無料プランなし
課金単位メッセージごとのクレジット(モデルにより変動)チケットごと(約0.10ドル)
プランごとのエージェント数Proまで1エージェント(追加は1つにつき月額25ドル)Scaleから複数エージェント
過去チケットでの学習あり(Proのみ、Zendesk/Salesforce経由)あり(設定時に取り込み)
テストPlayground+共有可能なプレビュー内部メモによる段階的な展開
アクションプランにより0〜12個のAI ActionsTasks & Tools(注文、返金)
ネイティブ対応のヘルプデスクZendesk、Gorgiasなど約20の連携Zendesk、Freshdesk、Freshchat、Gorgias、HubSpot
セキュリティSOC 2、エンタープライズ向けガードレールSOC 2 Type II(Scale以上)
多言語対応あり95以上の言語
保証公開なし解決率60%または返金

この記事の残りでは、それぞれを実際に試した結果をお伝えします。どのように学習するのか、どうテストするのか、実際の費用はいくらか、そしてどんなときに別のツールを選ぶのかです。

Chatbaseとは

Chatbaseは自らを「AI agents for magical customer experiences」のプラットフォームと称し、公式の説明では1万社以上の企業に信頼されているとのことです。実際には、2つのうちより汎用的なツールです。エージェントを作成し、ソースを与え、モデルを選び、サイトにウィジェットを置けば、午後のうちに動くボットが完成します。代理店やノーコードのコミュニティでよく見かけるのはそのためです。

AIエージェントビルダーを紹介するChatbaseのトップページ(Chatbaseより)

ナレッジモデルは幅広く、アップロードしたファイル(PDF、DOC、TXT)、プレーンテキスト、WebサイトのリンクやQ&Aセット、Notionでエージェントを学習でき、「Tickets as a source」というオプションもあります。エージェントごとの学習容量はメガバイトで決まっており、Freeの1 MBからProの40 MBまでです。

Files、Text、Links、Q&A、Notionのタブを備えたChatbaseのソースパネル(Chatbaseより)
Files、Text、Links、Q&A、Notionのタブを備えたChatbaseのソースパネル(Chatbaseより)

気に入っている点は2つあります。基盤となるモデルを選べること(GPT-5.6ファミリー、Claude Fable 5、Gemini 3.5 Flash、DeepSeek V4-Pro、Grok 4.5、Kimi K2.7が揃っています)、そしてAI Actionsを通じて自社システム上で操作でき、ボットが会話するだけでなく、サブスクリプションの更新や情報の照会まで行えることです。

サブスクリプション更新アクションをオンにしたChatbaseの利用可能なアクション画面(Chatbaseより)
サブスクリプション更新アクションをオンにしたChatbaseの利用可能なアクション画面(Chatbaseより)

トレードオフとして、Chatbaseはまずボットビルダーであり、ヘルプデスクエージェントとしての性格は二の次です。Proまでのすべてのプランにエージェントは1つしか含まれないため、ブランドごとに別のボットが欲しい場合は、追加エージェント1つにつき月額25ドルがかかります。またコミュニティでよく語られるのは、FAQの削減には強いものの、販売や頻繁に変わるデータの扱いには向いていないという点です。

Reddit

"Yeah, totally agree, Chatbase and similar tools nail FAQs but don't really sell. They're great for support, not for driving revenue."

My AskAIとは

My AskAIは正反対の出発点に立っています。新しいボットを作るのではなく、すでに運用しているヘルプデスクにAIエージェントを追加するもので、売りはすべて問い合わせ削減です。「Automate over 75% of support」、そして「Setup in under 1hr with no devs」。現在の料金ページのメインコピーはさらに踏み込み、あまり見かけない保証を掲げています。"60% AI resolution. Or your money back."

既存のヘルプデスク向けAIエージェントを訴求するMy AskAIのトップページ(My AskAIより)

導入は250以上のチームが実施してきた、ガイド付きの30日間の展開です。最初の数日でヘルプセンター、SOP、過去のチケットを同期し、人が承認する間はAIに内部メモの下書きだけを行わせ、次に安全なトピックで直接返信を有効にし、その後Tasks & Toolsで拡大します。堅実な導入ステップで、ベンダーが公表している成果も確かに優れています。Edel OpticsはAI解決率を25%から79%に引き上げ、月に約150時間を取り戻しました。Traveljoyは以前のツールで23%だった解決率が76%になったと報告しています。サイト全体の評価は19件のレビューで4.9/5です。

サポート特化であるため、My AskAIのナレッジソースはサポートチームが実際に持っているものです。ヘルプセンターの記事、SOP、過去のチケット、Notion、Google Driveを「under 10 minutes」で取り込めます。Tasks & Toolsはリアルタイムのユーザーデータを取得し、注文の返金などの操作を実行でき、Zendesk、Freshdesk、Freshchat、Gorgias、HubSpot向けのネイティブコネクタも提供されています。

正直な限界は、対応範囲です。My AskAIは意図的に絞り込まれており、主要なヘルプデスク向けのアドオンです。お使いの環境がそのネイティブ対応リストにない場合は、Chat APIやZapierを使うことになり、ワンクリックのアプリではなく開発者の作業になります。

学習方法と知識の範囲

どちらのツールも過去のチケットから学習できます。これは機能一覧よりも重要です。チケット履歴があってこそ、エージェントが一般的なFAQではなく自社チームらしい応対になるからです。違いは細かな条件にあります。

Chatbaseでは過去チケットでの学習は可能ですが制限があります。「Tickets as a source」はProプランの項目で、動作にはZendeskまたはSalesforceとの接続が必要です。つまり、安価なChatbaseのプランは、実際には会話履歴ではなくドキュメントとWebサイトから学習しています。My AskAIでは、チケットの取り込みはすべてのプランで標準の設定に含まれており、初日から問い合わせ削減を狙っていることを考えれば納得できます。

ナレッジが頻繁に変わる場合に押さえておきたい、Chatbaseに関するよくある不満があります。

Reddit

"I want to integrate a google sheet with an AI customer support tool that I can periodically change without having to re-train the AI."

回答の元になるデータが頻繁に更新されるなら、導入を決める前に各ツールがどのように再同期するかを確認してください。

本番で信頼する前のテスト

自信ありげに話しながら静かに間違えるサポートボットは、ボットがないよりも悪いものです。そのため、このセクションが私にとって最も重要です。

ChatbaseにはPlaygroundと共有可能なプレビューリンクがあります。エージェントに質問を入力し、回答を見て調整します。便利ですが手作業で、テストケースを考えるのは自分自身です。

学習ステータスとエージェント比較オプションを表示したChatbaseのPlayground(Chatbaseより)
学習ステータスとエージェント比較オプションを表示したChatbaseのPlayground(Chatbaseより)

My AskAIの答えは段階的な展開です。最初の期間は、AIが内部メモの下書きだけを行い、お客様に届く前に人が承認します。信頼を築く賢い方法ですが、届いた実際のチケットで数日から数週間かけてAIをテストすることになります。

どちらの方法も、サポートリーダーが初日に本当に知りたい問いには答えてくれません。「直近3,000件のチケットでこれを有効にしていたら、何件解決できていて、どこで失敗していたのか」という問いです。これは実際の履歴に対するバッチシミュレーションであり、私が何度も直面してきた空白です。

ポジショニングの四象限:Chatbaseは手動テストの単独チャットボット、My AskAIはヘルプデスク内で動作、eeselは過去チケットでのシミュレーションにより右上に位置する
ポジショニングの四象限:Chatbaseは手動テストの単独チャットボット、My AskAIはヘルプデスク内で動作、eeselは過去チケットでのシミュレーションにより右上に位置する

料金の比較

「どちらが安いか」という問いが曖昧になるのはここです。2つのツールは課金方法が同じではないからです。

Chatbaseはクレジット制で、クレジットの消費量は選ぶモデルによって変わります(重いモデルや有効にしたアクションほど多く消費します)。プランは次のとおりです。

プラン月額料金メッセージクレジットエージェント学習容量/エージェント
Free$05011 MB
Hobby$40700110 MB
Standard$1504,000120 MB
Pro$50015,0001(5シート)40 MB
Enterprise要相談要相談要相談要相談

年払いで約20%割引になり、主なアドオンは自動チャージ(1,000クレジットあたり$40)、追加エージェント(1エージェントあたり月額$25)、「Powered by Chatbase」の表示削除(月額$99)です。詳細はChatbaseの料金ページをご覧ください。

My AskAIはチケットごとの課金です。目玉は1チケットあたり約$0.10で、プランはPro、Scale(最も人気、月2,000チケット込みで、超過は1チケットあたり$0.10)、月額$999からのEnterpriseです。興味深いことに、ProとScaleの金額はもう固定の数字では表示されていません。ページにはインタラクティブなコスト計算ツールがあり、チケットあたりの料金を前面に出しています。年払いは33%割引、無料トライアルは30日間でカード不要、Scaleにはブランド表示の削除とAPI/Slack/Teamsへのアクセス(それぞれ「worth $49/mo」)が含まれます。

3つの課金単位カード:Chatbaseはメッセージごとのクレジット、My AskAIは1チケット約$0.10、eeselは500クレジットで月額$299から
3つの課金単位カード:Chatbaseはメッセージごとのクレジット、My AskAIは1チケット約$0.10、eeselは500クレジットで月額$299から

具体例を挙げます。月に2,000件のサポート会話を処理するとします。My AskAIのチケット課金モデルではScaleプラン前後に収まり、純粋な問い合わせ削減には本当に安く済みます。Chatbaseの2,000件の会話は、Standardプランの4,000クレジット付近に収まる可能性がありますが、それは各会話が1クレジット前後にとどまる場合に限られ、アクションや重いモデルを有効にすればそうはなりません。課金単位は同じ基準で比べられる数字ではありません。1つの表示価格を信じるのではなく、自社の件数を各計算ツールに入れて確かめてください。

参考までに、eeselは1チケットまたは1チャットにつき1クレジットで、プランは500クレジットで月額$299から(1,000クレジットは月額$499)、プラットフォーム料金もユーザー数ごとの料金もなく、AIが実際に対応したチケットだけがカウントされます。My AskAIの目玉価格よりチケットあたりでは高くなりますが、その価値は得られるコントロールにあります。次のセクションで説明します。

代わりにeeselを選ぶ場面

私はeeselに携わっているため、この節は中立的な評価ではなく「何を作ったのか、なぜか」という説明としてお読みください。要点はこうです。eeselは、すでに運用しているサポートキューに参加するAIヘルプデスクのチームメイトで、過去のチケットとヘルプセンターから学習し、Zendesk、Freshdesk、Gorgias、Help Scoutの中で返信の下書きや送信ができます。

eeselが存在する理由は、前述のテストの空白です。数年にわたり本番のサポートキューにAIを導入してきて、私たちが繰り返し目にしたのは、公開初日に自信ありげなボットが誤った回答をするというパターンでした。そこでeeselの中核は、過去の数千件のチケットでエージェントをシミュレーションし、解決率を予測することにあります。お客様が一人も関わる前に、何と回答したか、どこでエスカレーションしたか、いくらかかったかが分かり、うまく対応できるトピックだけを有効にできます。

eeselがサポートAIをテストする流れ:過去のチケットを取り込み、AIで再生し、採点して解決率を予測し、安全なトピックから本番稼働する
eeselがサポートAIをテストする流れ:過去のチケットを取り込み、AIで再生し、採点して解決率を予測し、安全なトピックから本番稼働する

もう一つの正直な違いは料金の形です。Chatbaseのプランごとに1エージェントというモデルも、My AskAIの段階的なプランも、利用前にコミットすることを求めます。eeselは1チケットにつき1クレジットなので、1,000件のうち200件をAIに回す段階的な展開なら200クレジットを使うだけです。100クレジットの無料プランでテストし、本番稼働後に月額$299のプラン(500クレジット)へ移行できます。

eeselを勧めない場面もあります。マーケティングサイトに小さなWebウィジェットが必要なだけなら、Chatbaseの無料プランのほうが早く安く始められます。友人にもそう伝えるでしょう。

eeselを試す

実際のヘルプデスクのチケットを減らすことが目的で、信頼する前に数字を知りたいなら、eeselはまさにそのために作られています。数分で既存のヘルプデスクに接続し、過去のチケットとドキュメントで学習し、履歴に対するシミュレーションを実行するので、本番稼働前に解決率とコストを予測できます。100クレジットでクレジットカード不要、無料で始められます。

eesel AIヘルプデスクダッシュボードの概要
eesel AIヘルプデスクダッシュボードの概要

専用のサポートツールに期待されるのと同じ深さのレポートが使えるため、エージェントが稼働し始めたら、何を解決していて、どこに課題が残っているかを確認できます。

解決率の分析を含むeesel AIのレポートダッシュボード
解決率の分析を含むeesel AIのレポートダッシュボード

ChatbaseとMy AskAIは、どちらも目指す分野で優れています。素早くWebサイトのボットを作るならChatbase、安価にヘルプデスクの問い合わせを減らすならMy AskAI、そして導入を決める前に自社のチケットで試したいならeeselも検討してみてください。

よくある質問

ChatbaseとMy AskAIの主な違いは何ですか?

Chatbaseは、Webサイトやドキュメント、ウィジェットに接続して使う汎用のAIチャットボットビルダーです。一方My AskAIは、ZendeskやGorgiasといった既存のヘルプデスクの上に重ねてチケットを減らす、サポート特化型のエージェントです。Webサイト用のボットが欲しいならChatbase、ヘルプデスクの件数を減らしたいならMy AskAIが適しています。どちらのアプローチも自社の履歴で先に試したいチームには、eeselが過去のチケットでシミュレーションを実行します。

ChatbaseとMy AskAIではどちらが安いですか?

表面上は、My AskAIのほうがチケットあたりで安く、1チケットあたり約0.10ドルを掲げています。一方Chatbaseはクレジット制で、月額40ドルのHobbyプランから始まります。課金の単位が異なるため、正直なところ答えは件数次第です。eeselは500クレジットで月額299ドルからの固定料金とシンプルで、1クレジットは1チケットまたは1チャットに相当します。

ChatbaseとMy AskAIは過去のサポートチケットで学習できますか?

はい、どちらも可能です。My AskAIは設定時に過去のチケットを取り込み、Chatbaseにも「Tickets as a source」というオプションがあります。ただしChatbaseではProプランの機能で、ZendeskまたはSalesforceとの接続が必要です。これはまさに、AIサポートエージェントがチームらしい応対をするために必要な知識です。

ShopifyやECサイトのサポートにはどちらが向いていますか?

My AskAIはEC寄りで、Gorgiasにネイティブ対応し、オンライン小売店の導入事例もあります。一方ChatbaseにはShopify連携と注文照会のアクションがあります。どちらも使えますが、決め手は専用のヘルプデスクを運用しているかどうかです。チケット数が増えてきたECでは、ヘルプデスクに接続するAIエージェントのほうがすっきりした選択になることが多いです。

ChatbaseやMy AskAIの代わりになる、eeselという選択肢はありますか?

本番稼働前の確信を最優先するなら、eeselは一見の価値があります。過去のチケットとヘルプセンターで学習し、すでに使っているヘルプデスクの中で動作し、過去のチケットでシミュレーションして解決率を予測します。すべて月額固定料金で、ユーザー数ごとの課金はありません。

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